【ピアノ発表会】小学校低学年にオススメ!発表会のピアノ曲10選part5

【ピアノ発表会】小学校低学年にオススメ!発表会のピアノ曲10選part5 楽曲紹介
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どうも、音大生のこうきです。今回は大人気シリーズの「低学年にオススメな発表会のピアノ曲集第5弾」です。低学年だと実力の差がかなりあるので、発表会の選曲は、周りの子のレベルにも配慮しないといけないため、大変難しいです。そんななか、私がこの記事で50作品、低学年の発表会の曲を考えましたので、ぜひ参考になさってください!

目次

低学年初級編~習いたて向け~

こぎつねこんこん

皆さんもご存知、こぎつねこんこんです。発表会では意外と弾かれませんが、習って数か月の低学年の子にはこの程度の作品が、本番での緊張なども合わせて丁度良い難易度でしょう。緊張しすぎると、トラウマになってしまいますから!

このような簡単な作品は、ピアノの先生にちょっと頑張っていただき、連弾に編曲すると発表会では映えます。なぜなら、やはり習いたての低学年の子供では、あまり音数が増やせないからです。ピアノの先生、頑張って!!

おもちゃのちゃちゃちゃ

こちらは、発表会でリレー連弾でたまに弾かれる作品です。リレー連弾とは下記の動画のような、どんどん演奏をリレーしていく連弾です。素早い移動と、チームワークが必要な、ある意味ピアノ弾きにとっては難しい演奏だと思います。

低学年の合奏でもやるかもしれませんね。ということは、皆知っている作品なので、発表会ではよく映える曲なのです。有名な作品を弾くのはとても緊張しますが、いずれ通る道です。小さい子の方が、緊張を感じにくいかもしれませんよ?

めだかの学校

日本の童謡、もはや知らない人はいない曲です。すこし幼稚な作品のような感じがしますが、幼稚なうちに幼稚な作品を演奏しないと、一生演奏する機会を失いますからね。小さい子には小さい子向けの作品を!(もちろんたまに背伸びしてチャレンジさせるのも大事)

発表会直前に入室する子供も、たまにいます。発表会が終わってからの方が先生的にも楽なのですが、こればかりは仕方ありません。その場合は、この作品を歌わせるのも1つの手です。歌は音楽の基本ですからね!

低学年中級編~バイエル後半程度向け~

ランゲ:兵隊の行進

一気にシャープ(♯)が増えたニ長調になり、すこし大人な感じが出てきますが、まだまだ子供向けの曲です。ランゲには「花の歌」という、ピアノ弾きにとってはなつかしい作品を残した作曲家で、このようなモダンな作品を多く残しています。

兵隊というくらいですから、男のにオススメなのはもちろんのこと、低学年の子供の発表会には元気が良く、とても似合います。兵隊を知ってから「トルコ行進曲」を演奏すると、隊列の行進の情景が浮かびやすいかと思います。

ギロック:中国人の行列

ギロックはアメリカの作曲家で、様々なスタイルの作品を作るのに長けていました。古典的な作品からより現代の和声を用いた作品まで、幅広く曲を残しています。この「中国人の行列」は彼の抒情小曲集の中に収められた作品です。

こちらはなんとフラットが6個!!超大変そうに見えますが、逆に1つだけフラットを付けない音があると考えると楽ちんです。そう、ほとんどフラットを付ければ良いのです。低学年でこのような調号の多い作品を経験しておくと、調号アレルギーは起きにくくなります。中国の雰囲気漂う作品を、発表科で楽しく演奏してくださいね!

スピンドラー:ラッパ手のセレナード

セレナードとは小夜曲と書きます。最も有名な小夜曲は、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク(Eine kleine Nachtmusik)」でしょう。日本語に直訳すると「1つの小さな夜の音楽(=小夜曲)」となります。

この作品は低学年の発表会にとても人気で、大抵の発表会では選曲されています。低学年は手が小さく、オクターブが届きません。その際は、上の音を取って下の音を演奏しましょう。そうするとより響きが豊になりますから!

低学年上級者向け~良~く弾ける子向け~

ギロック:森のざわめき

叙情小曲集に入っている作品。第1番です。音が多く大変そうに見えますが、実は右手の1.2の指はほとんど位置が変わりません。勘の良い低学年の子であればアッと言う間に演奏してきてしまうでしょう。

この作品のスタイルは、和声とメロディからみてロマン派的と言えるでしょう。ですから、古典派のようにかしこまって演奏するのではなく、表情豊かに、のびのびと演奏しましょう。雰囲気で演奏することも大事です。

ショパン:練習曲Op.25-2

え?低学年が演奏できるの?と思いますが、(天才的な)小学生低学年であれば演奏可能です。というのも、子供の可能性とはすさまじいもので、うんと難しいものを与えても演奏してきてしまうことがあります。

子供の才能に気付かず、難しいものを与えなかった結果、才能があるにも関わらず開花せずに割ることがまれにあります。ですから、そのこどもの可能性を引き出すためにも、このようなチャレンジの作品を弾かせることは必須と言えるでしょう。

ショパン:マズルカOp.68-3

マズルカとはポーランドに伝わる舞曲です。いくつかのジャンルに分類されるのですが、ここでは割愛。その中でも特に演奏しやすいのはこのOp.68-3です。マズルカは曲数が膨大なので、楽譜を間違わないようにしてくださいね!

付点のリズムが少し難しく、和音のテクニックが必要です。特に低学年の手はふわふわなので、硬く使えるようにしましょう。発表会を行うようなホールにおいてあるピアノは大きいですから、ふにゃふやのピアノでは音がでません!

シューマン:子供の情景より「トロイメライ」

トロイメライとは「夢」という意味。いや、もう皆さん知っていますね。この作品は「子供の情景」に収められている作品です。決して子供のための作品ではなく、大人から見た子供を投影した作品です。まぁ、子供が弾いても様になるんだけどね。

この作品の難しいところは10度が出てくる事です。分散和音にするしかないので、ここで手首の使い方をマスターしましょう。でもあまりやりすぎると手首の神経症になってしまうらしいので、気を付けてくださいませ。

まとめ

今回はギロックやショパン、シューマンから選曲しました。発表会の低学年の子の選曲はとても難しいので、こちらから50曲をご覧くださいませ!他にも100曲以上を発表会用の作品をご紹介しています!

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