荒川静香選手が使用したクラシック音楽まとめ9作品

荒川静香選手が使用したクラシック音楽まとめ9作品 フィギュアスケート
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どうも、 ピアノ部部長、 音大生のこうきです。さて大好評のフィギュアスケートシリーズ第4弾!今回は荒川静香選手が使用したクラシック音楽全9曲を解説していきたいと思います。3人のフィギュアスケーターのクラシック音楽を研究してしまったので、大体の傾向が見えてきましたよ。

荒川静香選手が使用したクラシック音楽まとめ9作品

オッフェンバック:天国と地獄

【運動会の曲】天国と地獄より ピアニスト近藤由貴/Offenbach-Orpheus in The Underworld,Galop,Yuki Kondo

運動会でおなじみの≪天国と地獄≫です。この作品はずっと快活でアップテンポなので演技するのに体力が必要なように思いますが、そこは荒川選手。見事にこの作品を演技し切りました。

ちなみに日本で最初に上演されたオペラはグルックの「地獄のオルフェ」で、通称は「天国と地獄」です。意外と日本と縁が深い作品なのですね。頑張ってあらすじも書いてしまいます。

内容はギリシア神話のオルペウスの悲劇。とある夫妻の妻が、蛇に噛まれて死んでしまいました。夫はそれに耐えられず、冥界に住むハデスに妻を返してもらうよう説得しに行きました。ハデスに歌いながら妻が死んだ経緯を説明し、何とか妻を取り返すことに成功しました。しかし、ある有名な条件が付きつけられます。

絶対に後ろを振り返るなよ

まぁ、あとはご想像にお任せします。人間は「やるな」と言われるとやりたくなるものですよ。

シューベルト:セレナーデ

シューベルト/リスト「セレナーデ」Ständchen by Schubert/Liszt

シューベルトの最後期の歌曲集「白鳥の歌」から第4曲目の「セレナード」です。哀愁ある伴奏に乗せられる歌は、まさに「歌曲の王」にふさわしい旋律で、私たちの心を締め付けます。一体どんな演技をしたのか、私は見てみたくて堪りません。

クライスラー:テンペスト

Bomsori Kim | Kreisler | Schon Rosmarin | 2016 Wieniawski Violin Comp

これはマイナーな曲ですね。クライスラーは主にヴァイオリン作品を残しています。そのクライスラーのかわいらしいワルツ風の作品「テンペスト」。国際コンクールなどで弾かれることが多いようです。高貴な、気品のある音楽です。

プッチーニ:オペラ「トゥーランドット」

Luciano Pavarotti Nessun Dorma (turandot) Torino 2006

あの有名な「Nessun dorma!(誰も寝てはならぬ)」が入っているのがこの「トゥーランドット」です。私は「トゥーランドット」と聞くと壮大な幻想を思い浮かべてしまいます。オペラ公演には、なんとウン億円の金額がかかるそうですよ。某都内のホールでオペラを上演する際、照明を1個「動かす」のに必要な金額はウン十万円だそう。理解できませんね。

チャイコフスキー:白鳥の湖

【バレエ】凄すぎる高テクニック!妖艶すぎる黒鳥【白鳥の湖】

こちらはバレエ音楽です。この作品、私にはどうしても演技しにくいように感じるのですがどうでしょうか?確かに旋律は美しいけれど、ステップの部分が何とも…弘法筆を選ばず、と言いますものね。曲に関係なく演技できる人が真の表現者でしょう。

プッチーニ:オペラ「蝶々夫人」

プッチーニ 《蝶々夫人》 「ある晴れた日に」 マリア・カラス(1)

「蝶々夫人」と聞くだけでなんだか陽気な気分になってしまいます。中の人はかなり気分屋のようです。「トゥーランドット」「西部の娘」「蝶々夫人」の3つを合わせて「ご当地三部作」と呼ばれています。

チャイコフスキー:ロメオとジュリエット

チャイコフスキー 幻想序曲「ロメオとジュリエット」 / ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (1990)

「ロミオ」なのか、「ロメオ」なのか、ぶっちゃけ分かりません。ただ「レポート」と「リポート」のような違いなのです。「i(イ)」の音と「e(メ)」の間の音というのが、外国語では存在するのです。ちなみにプロコフィエフも同じ「ロメオとジュリエット」を題材に作品を残しています。

ショパン:幻想即興曲

Dmitry Shishkin – Fantasy-impromptu in C sharp minor Op. 66 (third stage)

やーーーーっと私のテリトリーに戻ってまいりました。私はピアノ専攻です。でもこの作品はもう語り尽くしてしまっているのですよ…

幻想即興曲Op.66の解説はこちら

ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲

ラフマニノフ: パガニーニの主題による狂詩曲より ピアニスト 近藤由貴/Rachmaninov: Rhapsody on a Theme by Paganini Var.18, Yuki Kondo

こちらはお初ですね、多分。あの有名なパガニーニの旋律を使った、実質変奏曲となっています。ラフマニノフの協奏曲の中では2番目に演奏頻度が高いでしょうか?(2.パが狂.3.1.4の順?)

それにしてもあのパガニーニの主題から、あの第18変奏が導き出されるとは、ラフマニノフの才能を疑わずにはいられません。場内で静かに、表現者のみが静かに演技する場面が浮かびます。

まとめ

荒川静香選手は割と有名な作品を取り入れているようです。クライスラーにはびっくりしました!シューベルトのセレナードはかなり演技しづらいと思うのですが、トップ選手はどんな作品でも演技できるようです。

  • オッフェンバック:天国と地獄
  • シューベルト:セレナーデ
  • クライスラー:テンペスト
  • プッチーニ:トゥーランドット
  • チャイコフスキー:白鳥の湖
  • プッチーニ:蝶々夫人
  • チャイコフスキー:ロメオとジュリエット
  • ショパン:幻想即興曲
  • ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲

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