【ピアノ練習のコツ】ピアノを練習するときに気をつけること②「集中」

【ピアノ練習のコツ】 ピアノを練習するときに気をつけること② 「集中」 練習法
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どうも、音大生のこうきです。前回は主に「練習時間」についてまとめてみました。練習時間についての記事がこちら↓↓↓

【ピアノ練習のコツ】ピアノを練習するときに気をつけること①「練習時間」

さて、今回のピアノ練習のコツは「集中」です。皆さんは最近何かに集中しましたか?勉強や仕事、好きなYouTubeを見ているだけに集中したかもしれません。ピアノを練習する上で大事な事は、集中と効率です。今回はその集中についてまとめていこうと思います。

目次

ピアノ練習のコツ1.集中して練習すること

集中しているときに練習すること

先ほども書いたように、ピアノの練習において大事なことが集中です。集中しているとミスタッチが減ったり、音楽の表現がしやすくなったりします。また、それらの事柄が頭に入りやすくなり、結果的に仕上がりも速くなります。

人が集中できる時間帯は人それぞれなので、皆さんの集中できる時間を練習時間に当ててみてください。好きなYouTubeを見ている時間や、ぼーっとしてしまう時間、それらは意外とピアノを練習するゴールデンタイムなのかもしれません。

集中が途切れたら練習をやめること

逆に、集中が途切れたら練習を止めることも大切です。集中していない練習はミスタッチを生み出しますし、音楽の表現もうまくできません。また、せっかく積み上げてきた練習を崩すことになり、結果的に曲の仕上がりが遅くなってしまいます。

眠くなってしまったり、お腹が空いてしまったりしたら一旦鍵盤の蓋を閉じて、練習を中断しましょう。大丈夫です、きっとそのまま練習を続けていても上手くなりませんし、せっかく練習した成果を無駄にしてしまいます。練習をしない練習なのです。

ピアノ練習のコツ2.本番をイメージして練習すること

右側に客席をイメージして練習すること

せっかく練習するのですから、本番でうまく弾きたいのは当然です。ですから、練習から本番のイメージをして練習してみましょう。鍵盤の高音部、右側に客席をイメージしたり、ピアノのふたを全開にして練習したりしましょう。

コンクールであれば、客席の後ろのほうに審査員がいることや、緊張を想定した練習も必要でしょう。そうすれば、本番で緊張しても練習通りの演奏が出来るかもしれません。緊張の乗り超え方についてはこちらの記事をご覧ください↓↓

緊張の概念を、ぶっ壊す!緊張の対処法7選

ホールの響きを想定して練習すること

演奏する場所によって、ピアノの響きは大きく変化します。大きい方であれば銭湯のようにワンワン響きますし、スタジオのような狭い場所であれば、練習室のような響きになるかもしれません。ピアノの大きさによっても響きは変化します。

本番前に、本番で弾く場所のピアノ、ホールの大きさを確認して、どのような響きがするか想像しながら練習することが大切です。響くホールの場合は、ペダルの使い方を工夫しなくてはなりませんし、響かないホールの場合はペダルを多く踏まなくてはなりません。

ピアノ練習のコツ3.集中しないで練習すること

集中しない練習は下手になる

さて、集中した練習について考えていきましたが、次は集中しない練習についてです。集中しない練習は下手になると言って良いでしょう。練習することによって下手になる、そんなことが本当に起こってしまうのです。

特に、集中した練習を積み上げてきたのにもかかわらず、少しの集中していない練習によってその積み上げてきたものをぶち壊す事は簡単です。集中しない練習が下手になる、下手になる練習というのがあることを頭の片隅に入れておきましょう。

集中しない練習は怪我をする

スポーツでも同じですが、集中していない練習は怪我をすることにもつながります。集中していればわかるはずの関節の痛みや筋肉の収縮、痛みなどが分かりづらくなるので、必然的に怪我をしやすくなってしまいます。怪我をしてしまうと今後、ピアノを弾けなくなる可能性が出てきてしまいます。

ピアノ練習のコツ4.練習を中断すること

集中しない練習はもはや練習ではないこと

何度もお話ししますが、下手になる練習があるということを覚えておいてください。それは、集中していない練習です。アニメを見ながら練習したり、本を読みながら練習する事はもってのほかです。姿勢が崩れ、怪我をしてしまいます。

また、たくさん練習しているので上手くならない、と言う人は、この集中していない練習をしてしまっているのかもしれません。自分の練習を今一度確認し、上達するための練習方法を考えてみてください。

勇気を持って練習を中断すること

練習すれば上手くなる、と言うのは間違いです。練習しても上手くならないことがあります。練習しても上手くなっていないと感じたら、すぐに勇気を持って練習を中断してください。安心してください、その間練習していてもあなたは上手くなりません。

まとめ

集中した練習は良い演奏を生みますが、集中していない練習は破綻した演奏を見出します。練習すれば上手くなると言うのは間違いで、練習によって下手になると言うこともあり得ることを胸に刻んでおいてください。あなたの練習は大丈夫ですか?

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コメント

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