【ピアノ教室】ピアノ教室の選び方②先生の種類

【ピアノ教室】ピアノ教室の選び方②先生の種類 ピアノ教室の選び方
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どうも、ピアノ部部長、音大生のこうきです。今回は「ピアノ教室の選び方」シリーズ第2弾をお届けしようと思います。前回は自分がプロになりたいか、趣味程度で楽しみたいかを確かめていただき、それによって教室の選び方は全く違うことをお伝えしました。

今日お伝えするのは、プロの教室と趣味の教室の先生の違いです。プロを教えるともなればCDを出したり、リサイタルをしたりとお忙しい先生ばかりです。また、趣味であれば音大卒の称号があれば(なくても)だれでも先生はできます。

どんな先生についても自分で高めたい意欲があればどんどん実力はアップしていきますから、是非、実力アップの手助けをしてくれる先生を探してみてくださいね。

目次

プロ向けのピアノ教室

音楽大学教員のホームレッスン

音楽大学にお勤めの先生は、大抵お家でもピアノを教えています。音大を卒業した生徒や、もちろん音大生ではない一般の方まで、様々だと思います。お月謝、ではなく1レッスン10,000円とみるのが普通です。

また音大勤務とあり、東京にお住まいの方が多いと思います。もちろん愛知や大阪などの各地に音楽大学(芸術大学)はありますが、その先生は東京の音楽大学と兼任していることが多いのです。

ピアノ教育者として著名な方

音大勤務の先生でなくとも、何人ものピアニストを輩出している「名門」のピアノ教室があることをご存知でしょうか?近年、ピアノコンクールでは「指導者賞」というものがあり、同じ先生から5人以上入賞者を出すともらえるなど、門下生の活躍によって先生にも賞が贈られるのです。

ピアノ教育家として著名な先生方は軒並みこの賞を受賞していらっしゃるので、1度コンクールのホームページを見てみてください。日本には素晴らしい先生方がたくさんいらっしゃることがよくわかると思います。(居住地も書いてあるから、近所の先生を見つけられるかも!)

やたら音高、音大へいれようとする先生

こちらはちょっと厄介な先生です。見込みのある生徒を見つけると途端に音大や音高への進学を勧め、音大の先生とコンタクトを取りレッスンに行かせようとします。確かに上手ければ音大へ入ることは簡単ですが、本人がそう望んでいないのに音大へ行かせるのはおかしいことです。

自分の生徒を音大へ入れると、先生のカブは上がりますものね。その先生にとって生徒とは自分のカブをあげる単なる道具でしかありません。少しでもそのような傾向があったら、別の先生をお探しすることを強くオススメいたします。

少なくとも、普通は本人に音大に進む気はないか聞き、その上で先生は動いてくださるものです。先生が勝手に話を進めてしまっても、流れに逆らいましょう。

趣味向けのピアノ教室

楽しく弾ければ良い

楽しく弾くということは、様々な曲を弾き、和気あいあいとピアノのレッスンを進める先生です。過去に物凄く怖い先生に師事していた方や、楽しくピアノを弾きたいという方にはうってつけの先生です。

多少練習不足でも、あくまでレッスンは楽しいもの、というスタンスの先生は意外と多いです。あまり気を張らずにピアノを弾きたいという方にはオススメです。

少しずつでも上達させたい先生

楽しいだけではなく、どうせピアノを弾くなら上達させたいと思う先生もいらっしゃいます。その先生はできるだけ練習してくるように言いますし、時にはきついアドバイスをすることもあるかも知れません。

しかし、あまりに怖い場合を除き、先生は私たちの上達を願ってアドバイスをしてくださるのです。上達しなくてもいいなら、アドバイスなんていらないですからね。少しの緊張感に耐えること、しっかり上達する気持ちがあれば、とても合う先生だと思います。

プロの方も趣味の方も教えられる先生

ごくまれに、同じ先生がプロの方も趣味の方も教えていることがあります。その先生は生徒によって指導法を変え、プロにはより専門的な知識を、趣味の方には今より少しずつ上達できるようにアドバイスしてくださります。

このようななんでも教えられる先生は、趣味の方でも弾ける方にはプロのように教えるし、逆に自信のないプロの方には優しく諭すこともでき、結果的に私たちの上達につながります。このような先生を探すのは1番難しいのですが、1番良い先生だということは確かでしょう。

まとめ

ピアノの先生を3種類に分類し、それぞれ考えてみました。プロの先生というのは音大の近くにお住まいで、専門的なことをバンバンアドバイスして下さります。逆に趣味の先生というのは日本にはたくさんいて、少しずつの上達を目指したり、とりあえず楽しくレッスンをしたりします。

究極なのはプロの方も趣味の方も教えられる先生ですが、それはなかなかいないでしょう。自分がピアノで何をしたいか、そして居住地を含め、その先生に自分が合うかを吟味し、先生や教室を選びましょう。

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