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どうも、音大生のこうきです。今回はピアノ教室の選び方シリーズ第4弾をお届けいたします。
ピアノ教室を選ぶ際気になるのは個人経営か、大手企業かの問題です。個人経営は時間の融通が利きやすいですが、お月謝は現金が必要です。企業は振り込みで済みますが、時間に限りがあります。お月謝は個人経営の方が安いように思います。
個人経営の場合は先生のお引っ越しなどで突然閉室になる場合があります。企業はそう簡単になくなりませんよね。そんなことも含めて、大手企業と個人経営の特徴をまとめていきます!

目次
ピアノ教室の選び方④-1 個人経営
時間の融通が利く
個人経営の場合、生徒さんの数も限られるので、時間にゆとりがあります。なので、自分のお仕事やお子さんの送迎、またお子さんの都合に合わせた時間にレッスンへ行くことが出来ます。
大手企業の場合は膨大な生徒さんを抱えているので、時間の変更は難しくなります。どうしても時間の都合が合わず、時間変更するときは先生も変わってしまうこともあります。
比較的お月謝が安い
個人経営の場合は先生に対するレッスン代だけで済むので、比較的安いように思います。またお月謝を納めれば月に5~6回行っても良いというスタンスの教室が多いように思います。
大手企業の場合は月のレッスン回数は決まっているので、お休みするともったいないです。振替のレッスンがあっても、別の先生や、予定を組み直す必要があるでしょう。
ちなみにプロ向けの先生の場合は1レッスンでレッスン代を納めるので、月に〇万はかかるでしょう。片手で収まるかどうか…。
合わないときに言い出しにくい
個人経営の先生の場合、合わないときに1対1で言いにくいです。直接先生に「合わないので別の先生に師事したいです…。」なって誰が言えますか!仕事が忙しくて…などと適当なウソをつく必要があるでしょう。
大手企業の場合は、受付に一言言えば済みます。もちろん先生に直接伝えることも必要ですが、個人経営の先生に直接言うよりはハードルが低いです。
教室自体が突然閉室になる場合がある
先生も人間ですから、突然病気になったり、お引っ越ししなくてはならないときがあります。そうすると教室は閉室せざるを得ないですよね。先生の先生の教室に移動したり、先生のお知り合いの先生に移動したりすることはありますが、できるだけ避けたいところです。
大手企業の場合は教室はなくなりませんが、先生がおやめになる場合はあると思います。退職されたり、個人で教室を開いたり、理由は様々です。
ピアノ教室の選び方④-2 大手企業
先生を変えられる
先生が合わない場合、すぐに先生を変えることが出来ます。大手企業の教室には何人かの先生が在籍しているはずですし、受付に相談することで済ませることが出来ます。
個人経営の先生の場合は他の先生にしたいと言うにはかなりのハードルがあります。私には到底言うことが出来ません…(音大進学を機に卒業したけど)。
先生を勝手に変えられる
先生を「自分が」変えられることは良い点ですが、逆に「先生に」変えられる場合があるのは確かです。先生がお辞めになる場合は、他の先生に移らざるを得ないです。
大手企業の場合は先生に師事するというより、教室に在籍するというスタンスです。特定の先生に長く師事したい場合は、個人経営の先生につくことが良いでしょう。
比較的お月謝が高い
企業の場合は、教室に対する料金と、先生に対するレッスン代、そして設備料など様々なお金がかかります。そうすると、月の料金は10,000円を超えることは普通でしょう。個人経営の先生はご自身でピアノのメンテナンスをするので、その料金は必要ないのです。
時間に融通が利きにくい
企業の教室には多くの生徒が在籍することになりますから、スケジュールはぎっしり詰まっています。生徒さんが帰るとすぐに生徒さんが来てレッスンする、ハードスケジュールです。
こんな中、他の習い事や予定でレッスンの時間を移動することは難しいです。他の生徒さんの時間と入れ替えてもらったり、先生の勤務時間を変更したりする必要があります。
教室が無くなることはほぼない
企業の場合、教室が無くなることはほぼありません。先生がいなくなることはあっても、また新たな先生がいらっしゃいますし、複数の先生が在籍しているのが普通です。
教室が無くなるときは本当にその場所を借りることができなくなったり、企業の経営が難しくなったりするときです。しかし、日本はYAMAHAやKAWAIが教室を経営していますから、まずそんなことは無いでしょう。
まとめ
個人経営と企業の教室の特徴についてまとめていきました。初学者の方は、できるだけ先生が変わらない方が良いでしょう。複数の先生に習うと言われることがコロコロ変わり、理解できなくなってしまうでしょう。
また1番の懸念はお金のことでしょう。個人経営の先生の方が安いのは確かですが、企業は他の楽器の友達ができるというメリットもあります。どちらにも良点と欠点はありますから、よく吟味して入室しましょう!
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