にほんブログ村
↑↑↑ぽちっとしてね!今10位だから!目指せ1位!!よろしくお願いします!!!
どうも、音大生のこうきです。今回は男の子にオススメなピアノ作品を発表会向けに10作品選んでみました。男の子だから力強い作品を弾かせたいのは山々ですが、女の子を落とすのは繊細な作品です。ドビッシーや、ショパンなどから選曲すると良いでしょう。もちろん、力強い作品も紹介してありますよ!オススメは「かっこう」です。
目次
バース:小人の行進
初学者向けの作品は、行進やワルツ、かっこうが人気なようです。作曲者もマイナーな方で、出版社の方がいかに作品を探し回っているかがよくわかります。そのおかげで、私はこのように記事にできているのですが。
行進曲ですから、元気に、はつらつと演奏しましょう。ツェルニーのウィンナー・マーチや、トルコ行進曲は、すべて音楽が前向きで、とてもポジティブです。よろしくではなく、男の子らしく元気にでわんぱくに演奏しましょう。
ポップ:かっこう鳥の歌
かっこうをモチーフにした作品はかなり多く存在します。ビゼーの連弾作品や、ダカンのかっこう、様々なかっこうの中で私のトップに躍り出た作品は、ポップと言う作曲家のかっこう鳥の歌です。
かっこうと言うと、いつものあの音型が頭に浮かびますが、この作品はそれを変奏しています。ですから、ただのかっこうでは無いのです。作品自体も構成がとても優れていて、かっこうのモチーフが使われているとは思えない作品です。
ギロック:夏の嵐
ギロックの叙情小曲集の中の作品です。ロマン派で使われるような音型がモチーフとなっています。結構難しいですが、1つ覚えれば後はそれの応用で弾けるようになるので、発表会でオススメの作品です。
ギロックは、こういった様々な時代の音楽を作曲するのに長けていました。古典派のような作品もあれば、かなり近代に近い作品もあります。叙情小曲集の中の作品はとても履きやすいので、いろいろ探してみてください。
ギロック:中国人の行列
こちらは国によって違う音楽を表現した作品です。私たちは、ドイツの音楽っぽい、フランス音楽っぽいと言うことがわかりますが、逆に日本っぽいや、中国っぽい音楽と言うのも感覚的に知っています。
フラットが6つもあるのでかなり大変そうに見えますが、覚えればそんなに大変ではありません。フラットがたくさんある作品の練習にもなるので、ぜひチャレンジしてみてください。また、中国の音楽の感じを感じ取ってみてください。
ドビュッシー:子供の領分より「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」
「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」曲名を読み上げたくないランキング第1位でしょう。後は「ハチャトリアン」でしょうかフランス語の発音は、ヨーロッパの他の言語よりもかなり難しいです(ドイツ語、イタリア語と比べて)。
ドビュッシーの作品は発表会でとても映えます。この作品は子供の領分と言う曲集の中の第一番で、とてもユーモアに溢れた作品です。意外と発表会では演奏されていない作品なので、この作品1番のりをしてくださいね。
ドビュッシー:ベルガマスク組曲より「月の光」
え、男の子が弾くの?と言う感じの曲です。皆さん考えてみてください。夕方、下校時刻を過ぎた音楽室の中で、この「月の光」が聞こえます。そっと覗いてみると、そこでは気になるあの子が「月の光」を演奏していた…
今までは力強い作品や、体格的に演奏しやすい作品を紹介していましたが、このような繊細な作品を弾くことによって、男の子はモテるのです。ぜひ、自分の意外な一面を、発表会で見せて下さいね。
ショパン:即興曲第1番Op.29
ショパンの作品には、意外と軍隊ポロネーズや英雄ポロネーズなど、力強い作品がたくさんあります。ですが、先程の「月の光」と同様、このような繊細な作品を引くことによって、女の子を落とすことができるのです(え)。
この作品自体は、意外と難しいです。装飾音符を入れるのがとても大変です。特に、男の子のがっちりとした指では、コントロールがとても難しいでしょう。ですが、そこを克服することによって、女の子を落とすピアノが演奏できるのです(え)。
ショパン:ボレロOp.19
ボレロと言うと真っ先に思い浮かぶのはラヴェルのアレですが、私はあの作品があまり好きではありません。いいえ、とても良い作品だということがわかるのですが、3分位で自分の中の何かが爆発してしまいます。
マイナーを極めている作品ですが、ショパンコンクールではたびたび演奏されています。最初のオクターブの連打は、まさに男の子が演奏するべき箇所です。その後の優雅な歌は、女の子を落とすつもりで歌いましょう(え)。
シューベルト:さすらい人幻想曲
実は「さすらい人」というのはニックネームなのです。シューベルトはただ「幻想風ソナタ」とつけただけなのです。この作品内に、シューベルトの歌曲「さすらい人」が引用されているから、この名で呼ばれているのです。
全楽章を演奏するのはさすがに長いので、第一楽章を演奏することをお勧めします。時間があるのであれば、第3.4楽章でも良いと思います。シューベルトはあまりピアノが得意ではなかったので、これくらいは弾けるだろうと言う予測のもと、音を書いています。ですから、めちゃくちゃ難しい場面がたまにあります。
メンデルスゾーン:厳格なる変奏曲Op.54
メンデルスゾーンのピアノ作品の中で1番と言って良いでしょう。作曲者自身が自分の作品に「厳格なる」なんてつける事は滅多にありません。よほど力を入れていた作品にちがいないでしょう。
技巧的に変奏されているように見えますが、それは見かけの問題です。重要なのはそこから汲み取る音楽なのです。とは言え、ずっとニ短調で構成されているので音楽が見えづらいのですが、様々な音源を聴いて何とか汲み取ってください。
まとめ
今回は、男の子にぴったりな力強い作品から、あえて繊細な作品まで選曲してみました。女の子を落とすには、繊細な作品が1番です。月の光や、ショパンのノクターンなど、様々演奏してみてください。
- 1 バース:小人の行進
- 2 ポップ:かっこう鳥の歌
- 3 ギロック:夏の嵐
- 4 ギロック:中国人の行列
- 5 ドビュッシー:子供の領分より「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」
- 6 ドビュッシー:ベルガマスク組曲より「月の光」
- 7 ショパン:即興曲第1番Op.29
- 8 ショパン:ボレロOp.19
- 9 シューベルト:さすらい人幻想曲
- 10 メンデルスゾーン:厳格なる変奏曲Op.54
コメント