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どうも、音大生のこうきです。今回は音楽大学の選び方を4つに分けてご紹介いたします。が、音楽大学並べ方はそう難しいことではありません。とにかく、習いたい先生がいるかを第1に考えてください。それから、音楽大学選びが始まります。通学が1人暮らしか寮か、学費はどれくらいかかるのか、学びたいことが学べる音楽大学なのか、必ず確認しましょう。
目次
音楽大学の選び方1「通学か1人暮らしか寮か」
東京中心に音楽大学はかなり多くありますが、やはり地方には少ないのが現実です。そこで出てくるのが、上京して1人暮らしするか、近くの音楽大学に通学するか、それとも音大が設営している寮に入るかの3択になります。
1人暮らしであれば、それなりにお金がかかります。音大の近くは防音の整ったアパートがたくさんあるので、そこから選ぶことになるでしょう。防音は、作曲や、音楽学以外の人には必須でしょう。絶対に苦情が来ます。
また、音大の近くに住むか、他の駅の近くに住むか、と言うところも考えるべきところです。1人暮らしして電車通いするのは、もっとお金がかかるのであまり推奨できません。が、都心への出やすさを考えると、一考するべきところがありますね。
通学に関しては、あまり言うところはありません。しかし、片道2時間から3時間かかるところはかなり負担になるでしょう。練習時間も取れないし、体調壊してしまいます。4年間毎日通学時間に4時間捧げるのは、あまり頭の良いことではないことに変わりありません。
寮を考えている人は、ぜひ一人暮らしの方向に話を進めたほうがいいと思います。寮といっても男子寮は少ないので、基本的に女子寮になります。私は音大で女の子の怖さを知っています。寮はそんなことないでしょ、と思いたいところですが、残念ながら…。
少なくとも寮は門限があるので、夜遅いコンサートには出向くことができません。もし出向いたとしても、途中で帰って来なくてはなりません。そんなに寮は厳しいのか、と思われそうですが、本当に厳しいのです。
音楽大学の選び方2「公立か私立か」
普通の大学と同じように、音楽大学にも公立と私立があります。公立と私立で、学費は500,000円から1,000,000円違います。桁が1個変わるので、慎重に選ぶべきだと思いますが、公立に入るのはとても難しいので、私立に入ることも前提として考えた方がいいと思います。
というのも、公立1本で受けると、無慈悲にも落ちる事は普通にあります。そうなると浪人になって、もう1年先に受験をやり直すことになりますが、その受験も受かるとは限らないのです。
公立に4年間受からず、結局私立の音大に入ったけれどそこでの勉強の意味を見出せず、1年で辞めてしまった人を私は知っています。逆に、日本の音大ではなくヨーロッパ圏の音大に入ることも1つの手です。ヨーロッパの問題は非常に学費が安いので、1つの選択肢として考えてみてください。
音楽大学の選び方3「師事したい先生はいるか」
音大の選び方で1番大事な点はここです。どんなに名の知れた音楽大学でも、支持したい先生がいなければ全く意味がありません。普通、夏などの講習会の時に支持したい先生の講習を受けて、そこでこの学校に来て先生に習いたい、と言う意思を伝えるものです。
その意思に関係なく入った大学では、どの先生に着いたらいいのかわからないですし、自分の希望が通るとも限りません。そうなると、大学側が勝手に先生を決めてしまうので、どうしようもありません。
受かってから、その先生からやっぱり見れない、と言うこともなくはありません。しかし、それは本当に稀なケースで、ほとんどないと言っても良いでしょう。多分、ほとんど大丈夫です。
今の私立音楽大学では、奨学金を受けるための試験もありますので、そちらも考えてみてください。公立音楽大学にその試験はありませんが、私立でその奨学金の試験でうまくいけば、学費を払わずに大学に通うことも可能です(それくらい上手ければの話)。
音楽大学の選び方4「学びたいことが学べる学校か」
この「学びたいことが学べる学校」と言う点も考えなくてはならないところです。例えば、音楽大学にもクラシック向きの音楽大学と、ポピュラー向けの音楽大学があります。様々な学科が用意してある音楽大学では、どちらも勉強することができます。
しかし、クラシックに傾倒した学校では、ポピュラー音楽を学ぶ事は難しいと言っても良いでしょう。本当はポピュラー音楽に進みたかったのに、クラシックしかできていないと言うことが起きないように、シラバスなどを確認してみましょう。
ポピュラー音楽でも、1年生のうちはしっかりクラシック音楽を学ぶので、そこら辺は覚悟しておいてくださいね。
まとめ
音楽大学選びは、実はそう難しいことではありません。とにかく、師事したい先生がいる日を第一に考えてください。その学校に師事したい先生がいなければ、その大学生活はほとんど意味のないものになるといっても過言ではありません。
とにかく、先生がいるか、必ず確認してくださいね。
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